TikTok初心者必見！フォロワーが増える5つの基本ルール

TikTokでフォロワーを増やす基本とは？

TikTokを始めたけれど、フォロワーがなかなか増えない…そんなあなたに！簡単にできる基本ルールをお伝えします。

フォロワー増加が重要な理由

• • 収益化の条件になっている
    • TikTokでは収益プログラムがありますが、フォロワー数が10000フォロワー以上などの参加条件があるため、フォロワー数の増加が重要となります
      • 例えば、再生数に応じて収益が得られる「Creator Rewards Program」は10000フォロワー以上いないと参加できないプログラムとなっています。他にも「アーティストに協力」という興味のある有料楽曲を選んで、その曲を使って動画を作成して投稿し、動画の視聴回数などが増えるほど収益が発生するプログラムがあります。しかし、このプログラムに参加するためには1000フォロワー以上いることが条件に入っています。

• • プロフィールにリンクを貼り付けられない
    • TikTokでは1000フォロワーいないとリンクをプロフィールに貼ることができないので、リスト獲得やアフィリエイトなど色々やりたい人はフォロワーの獲得が必要となります。もし、最短でフォロワー1000人達成させたいなら潜在層を集めることになります。
  • 企業案件に繋がる
    • フォロワー数が伸び、再生数やコメント数などが安定していると企業から案件の依頼が来ることがあります。特に、フォロワーが多いほど案件の報酬も高くなる傾向にあるため、「有名になりたい」、「お金を稼ぎたい」など目標がある人はフォロワー数が重要となってきます。
      • 例えば、私の場合だと企業のPR案件をDMで依頼がありました。この時は、フォロワー数による報酬とユーザーの登録数に応じた報酬をいただくことができました。

初心者でもすぐに実践できるポイント

• • HARMの法則
    • 初心者がアカウントを0から作りアカウントを伸ばして実績を作りたい場合は、HARMの法則に沿った発信ジャンルを選ぶことをおすすめします。HARMの法則とは人間の大きな悩みは大きく4つに分かれているというものです。
      • H：Health・・・健康、美容、容姿
        • 例えば、男女ともにダイエットは永遠の悩みでずっとありますよね。また、ニキビや肌荒れといったお肌のトラブルも絶対になくなりません。そのため、特にダイエット系やトレーニング系、垢抜け系のアカウントはある程度伸ばしやすいです。
      • A：Ambition・・・将来、夢、キャリア
        • 例えば、就職や転職、独立、起業する人など将来やキャリアに対する悩みは、男女問わずどの人も持っていると思います。そのため、転職系、副業や起業系のアカウントはある程度伸ばしやすいです。
      • R：Relation・・・人間関係、恋愛、結婚
        • いつの時代も職場や友人、家族などの人間関係に悩む人は絶対にいます。そのため、特に恋愛系のアカウントはある程度伸ばしやすいです。
      • M：Money・・・お金
        • 特に最近の日本では物価高や消費税増加、老後2000万円では足りないといった問題を中心にお金に関する問題が深刻化しています。そのため、お金系のアカウントはある程度伸ばしやすいです。
    • このように多くの人が悩んでいるものに関するジャンルで情報発信すれば、一定数の人に興味を持ってもらい投稿を見てもらえるので、初心者の人は是非HARMの法則を使ってください。
  • 潜在層を狙った投稿
    • ターゲット層は主に潜在層、準顕在層、顕在層の3つに分かれています。その中で、初心者が最短でフォロワー数を伸ばしていきたい場合は、潜在層を狙っていく必要があります。潜在層とは何らかの欲求や悩みがあり、特定のジャンルへのニーズはあるものの、具体的な商品はイメージできていないような層です。逆に顕在層とはニーズがありつつ、具体的に「こういうものがほしい」と商品やサービスの比較検討をしている段階の層です。そのため、一番多くいる潜在層が興味を持つ内容の情報を発信することで、より多くのユーザーに認知してもらい、そこからフォローに繋げていくことが可能となってきます。
      • 例えば、TikTok攻略系の発信をしている場合、「100万再生を連発する企画のリサーチのコツ」という投稿は潜在層向けとなります。なぜなら、「100万再生を出してバズらせたい」というのは、TikTokをやっていれば大体の人が当てはまるからです。
  • プロフィール文の修正
    • 投稿を見たユーザーが、投稿からプロフィールに移行した際にプロフィール文を見てフォローするかどうかを判断します。そのため、フォロワーを獲得しアカウントを伸ばしていくためにはプロフィール文が重要となります。
  • アイコン画像の修正
    • 発信内容に合ったアイコン画像を設定することが重要です。
      • 発信内容に繋がるマークなど
        • 例えば、私はお金系のアカウントを運用しているので、お札やコインのマークをアイコン画像に載せています。これにより、ユーザーからは「お金系の投稿しているのかな？」とプロフィール文を見なくても何となくイメージしてもらえるようになります。
      • ターゲットが自分に持って欲しい印象に繋がるブランディングカラー
        • 例えば、ターゲットに「頭が良いと思われたい」、「信頼できると思われたい」としたら青色を背景色に使うといった感じです。視聴者からの信頼が重要となるニュースを扱っているTBSのロゴは、青色を使っています。また、本名で登録しないと使えないFacebookのロゴも青色を使っており、本名登録でユーザーから信頼できると思わせる以外に、カラーブランディングでも「信頼できる」と思わせるようにしています。このカラーブランディングが上手くいっているのがYouTuberのヒカルさんです。「黒色と金色半分半分の髪型の人といえば」と聞けばヒカルさんを思い出す人が多いはずです。
      • 表情がはっきりと分かるもの
        • 変更前のアイコン↓↓↓

• • • 変更後のアイコン↓↓↓

• • コンセプトの見直し
    • アカウントのコンセプトを見直すことで弊社の運営しているTikTokスクールの生徒も1年以上運用して200フォロワーほどしか伸ばせなかったのが1投稿で2200フォロワーほどを獲得し、1ヶ月で3500フォロワー以上を獲得することができました。似たようなアカウントが多い中で自分のアカウントが他のアカウントに埋もれることが無く、差別化やフォローに繋がるようにコンセプトを見直すことは重要となります。
      • おすすめのコンセプトの作り方は大きく2つあります
        • 逆張り
          • 例えば、料理系のアカウントでダイエットにおすすめ料理系が多い中で「彼氏を太らせる料理」といった感じで逆のことをするだけで差別化することができます。
        • 掛け合わせ
          • 例えば、私の場合は他力を使って競合のアカウントに埋もれないようにしました。具体的には「名探偵コナン×お金の知識」で「お金に関する難事件を解決するアカウント」といったコンセプトに修正しました。これにより、みんなが知っている身近なキャラが言ってる方が、よく知らない誰かが言っているよりも親近感もあるため、動画を見ようと思ってもらえるので、最終的なフォロワー獲得にも繋がっていきました。更に、今回名探偵コナンを選んだのは、自分がターゲットにしている層は名探偵コナン世代であるため。そして、私がコンセプトを見直した当時にお金系のアカウントで先生キャラを使ったアカウントはあったが、頭が良くてかっこいい系のキャラを使ったアカウントが無かったため、「名探偵コナン×お金の知識」で「お金に関する難事件を解決するアカウント」でコンセプトを修正しました。加えて、街中の風景動画を使い、縦テロップの背景が黒の半透明という投稿のフォーマットが当時恋愛系のアカウントで伸びていたので、伸びているフォーマットを横展開して金融系のアカウントに使いました。その結果、上手く掛け合わせがされて他のアカウントとの差別化ができて、アカウントを伸ばすことができました。
        • コンセプト変更前のフォロワー獲得数↓↓↓
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            • コンセプト変更後のフォロワー獲得数↓↓↓
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    • このようにアカウントを見直して差別化をしていくことはとても重要となります。例えば、あなたがディズニーランドが好きでよく行っていたとします。それなのに、ある日突然ディズニーランドのキャラクターをパクっただけの中国にある遊園地「石景山遊楽園」に行こうとはならないと思います。ただパクるだけや二番煎じのアカウントでは見てもらえないので注意しましょう。
  • コメント欄、概要欄の活用
    • コメント欄や概要欄を上手く活用することでプロフィールへの移行率を上げることができます。
      • 例えば、コメント欄活用の場合「前回の動画がヤバすぎました」とコメント誘導して、コメント欄に前回の動画を貼り付けておくことで、前回の動画を見るためにユーザーがプロフィールに移行するのでプロフィール移行率が上がります。概要欄の場合は、「数時間分の無料特典はプロフから」などというかたちでプレゼントやプロフィールに移行するメリットを用意してあげることでプロフィールの移行率を上げることができます。コメント欄、概要欄どちらもポイントは直接的もしくは間接的にプロフィールに移行する理由を作ることが重要となります。

実践！フォロワーが増える5つの基本ルール

前提としてフォロワーが増えるためには、ブランディングが重要となります。ブランディングとは、「〇〇といえばA」というイメージをユーザーの頭の中で1番最初に思い浮かべてもらえる状態です。実は、このブランディングには2種類あります。1つ目は、【プロダクトブランディング】です。プロダクトブランディングとは、商品やサービスに対するブランディングで「あなた＝〇〇の専門家」、「あなたの商品を使えばこんな変化が作り出される」というものです。例えば、外でコーヒーを飲もうとした時に「Starbucks＝コーヒー」と思い浮かべる人が多いと思います。2つ目のブランディングは【パーソナルブランディング】です。パーソナルブランディングとは、人に関するブランディングで「あなたはこういう人」、「〇〇という理由で今の商品を提供している人」というものです。例えば、Apple創業者のスティーブ・ジョブズは「人々の生活を変えることができる革新的な製品を作るという理念で働いている人」として多くの人に知られています。この2つのブランディングが上手く構築できれば、あなたのことをユーザーは1番最初に思い浮かべるようになります。この前提を踏まえてフォロワーが増えるには5つの基本ルールがあります。

プロフィールを魅力的に整える方法

• • 自分が何屋さんかを明確にする
    • ユーザーが「自分に関係がある」と認識をしないとプロフィールを見てもすぐに離脱されて、フォローもされなくなってしまいます。ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は1日に平均3万5,000回もの決断を無意識にしていると言われています。そのため、数秒の間に「自分に関係がある」と判断されないように「あなた＝〇〇の専門家」を明確にしましょう。
  • 自分のアカウントをフォローするメリットを明確にする
    • 前提として、人は「自分が得をする」、「自分にとって良いことがある」ものに集まります。
      • 例えば、美味しいラーメン屋さんに人が並んでいるのは、「このラーメン屋に行けば美味しいラーメンを食べて自分の胃と気持ちが満たされて幸せになる」というメリットがあるからですよね。SNSも一緒で、このアカウントをフォローすると「自分にメリットがある」、「自分にとって良いことがある」からユーザーが集まってきてフォローしています。そのため、自分のアカウントをフォローするメリットを明確にする必要があります。このフォローするメリットは、以下の人間の本能的な欲求に基づいていると特に強力です。
        • 怠惰：なまけて、だらしない性質・様子のこと。楽をできる、簡単にできる系のメリットがユーザーに伝わるとフォローされやすくなります。例えば、時短系や作業効率系のアカウントがこれに該当しています。
        • 色欲：性的な欲望のこと。恋愛が上手くいく、好きな人と上手くいくなどのメリットがユーザーに伝わるとフォローされやすくなります。
        • 暴食：むやみにたくさん食べること。自分の知らない美味しい物の情報を知れるというメリットがユーザーに伝わるとフォローされやすくなります。例えば、美味しいお店を紹介するアカウントや料理のアレンジ系のアカウントがこれに該当しています。
        • 強欲：非常に欲深いさま、度を越した欲張りのこと。欲の対象は問わないのですが、あらゆる欲が強いです。そのため、自分の欲を満たすためにフォローするメリットがあるとユーザーに伝わればフォローされやすくなります。
        • 憤怒：激しい怒り・憤りのこと。例えば、今の日本の政治に対して激しい怒りを持っている人は多いと思います。この怒りを代弁するようなアカウントはこの憤怒の部分に訴えています。例えば、「時事ネタ侍【大阪アニキ】」というアカウントは4.9万フォロワーいますが、ユーザーの怒りを国民を代表して代弁しています。ユーザーの怒りを代弁することで、ユーザーは気持ちがスッキリするというメリットがあるので、フォロワー数を伸ばすことができています。
        • 傲慢：人を見下して礼儀を欠くこと。例えば、「怪物くん」というYouTuberでチャンネル登録者数36.8万人の人がいます。この人は元々、32歳借金600万の童貞フリーターで親に借金返済するというコンセプトでYouTubeを始めました。ユーザーは、動画を見て「この人より自分はマシ」、「自分より可哀想な人」と見下したり安心できるメリットでチャンネル登録をしています。また同じように、「若ハゲの生き様【2700万借金返済ストーリー】」というYouTuberでチャンネル登録者数14.5万人の人がいます。この人も27歳でハゲて借金も2700万あるためユーザーは、動画を見て「この人より自分はマシ」、「自分より可哀想な人」と見下したり安心できるメリットでチャンネル登録者数を伸ばしています。
  • 実績を載せる
    • 実績を載せることであなたの発信している情報に説得力が出て納得してもらえる、もしくは信頼してもらうことができます。これは社会的証明という心理効果が働いているからです。社会的証明によりユーザーの安心感や満足感が向上されます。その結果、最終的にフォローしてくれるというのに繋がってきます。
  • 発信内容に合ったアイコン写真
    • アイコンはアカウントの顔となる部分なので、発信内容に合ったものを選ぶことが重要です。顔出しをする場合は、表情がはっきり分かるものを使いましょう。顔出しができない場合は、自分の顔をイラストにしてアイコンするなども大丈夫です。

トレンド音源を活用するメリット

• • 前提として、自分のアカウントのコンセプトに合った音源を使うことが重要。その上でトレンドの音源を使うとパズります。例えば、私の場合アカウントのコンセプトに名探偵コナンを取り入れているので、流行りの音源と全く関係ない名探偵コナンのテーマ曲を使って1投稿で200万再生の動画があります。また、1万再生以上の投稿もコンスタントに出すことができています。一方で、別の投稿にその当時流行っていた音源を使って1投稿で200万再生出したこともあります。そのため、音源は自分のアカウントの世界観に合っているものと流行りのものを上手く使い分けてあげることで最大限効果を発揮することができます。その上で、流行りの音源を探す方法は大きく2つあります。
    • 流行りの音源の探し方
      • おすすめに出てきた投稿の音源
        • CDマークをタップ
        • 使用人数が1000本以上の曲を選ぶ
        • 日付や再生数を確認する
      • TikTokerを参考にする
        • ローカルチャンピオーネ
        • 水野愛菜
        • なえなの
        • 🌸桜🌸
  • ちなみに、2025年1月18日時点でのトレンドの音源は以下になります。
    • トレンドの音源
      • KHÔNG SAO CẢ（feat.7dnight）：555.8k件
      • Knock Knock：72.6k件
      • KAMASE：51.3k件
      • アイサレタイ：20.1k件
      • Super Girl ：11.0k件

効果的なハッシュタグ選び

• • 届けたい人を絞ったハッシュタグの選定
  • ターゲットが検索すると想定されるキーワードを使ったハッシュタグの選定
    • 例えば、2024年にあった給付金に関する情報を求めているターゲットが検索しているキーワードを考えてみましょう。ハッシュタグのボリュームだけで考えると「#お金の知識」が28600以上、「#お金の知識」が78500以上あります。しかし、ターゲットの検索しているキーワードを見てみると「一律10万給付金」などがあげられます。このようにハッシュタグのボリュームだけでなく、ユーザーがどのように自分の投稿に辿り着いているかを考えてハッシュタグを選ぶことが重要となります。
      • ターゲットが検索しているキーワード
      • 
  • AIに自分の投稿のジャンル認定してもらうためのハッシュタグの選定
    • AIにジャンル認定してもらうと、自分の投稿ジャンルに興味を持ってくれるユーザーのおすすめに投稿が載るようになります。加えて、AIにジャンル認定してもらうと、検索をかけるユーザーに適切な投稿が表示されるようになります。
  • 地域を絞ったハッシュタグの選定
    • 地域を絞ったハッシュタグを使うことで集客に繋がりやすくなります。例えば、「池袋グルメ」と地域を絞ったハッシュタグを使うことで、池袋周辺でご飯を食べたいユーザーをピンポイントで集客することができます。

投稿頻度と時間帯の重要性

• • 最初は毎日投稿が理想
    • 最初は量をこなしていかないと質が伴わないので、毎日投稿が理想となります。
    • 投稿頻度が多いとザイオンス効果でフォロワー獲得に繋がります。ザイオンス効果とは単純接触回数が多いことで印象や好感度が高まり関心の度合いが上がるという心理効果です。認知拡大で最初に一度だけ見てもらっても人は一度見ただけではすぐに忘れてしまいます。そのため、認知してもらったら、ユーザーに認識してもらえるまで何度も自分をアピールする必要があります。例えば、あなたは乃木坂46が好きで、乃木坂の握手会に一回行ったら顔を覚えてもらうことはできませんよね？何度も握手会やライブ、ファンイベントなどに通いつめてやっと乃木坂のメンバーにも顔を覚えてもらえます。それと一緒です。また、定期的に投稿をずっと続けていくことで同じユーザーが投稿を見ることが習慣化してきます。そして、ザイオンス効果に加えてプレファレンスについて理解することで最終的にはフォローだけでなく、ファン化にまで繋がっていきマネタイズもできるようになってきます。このプレファレンスというのは、「消費者がブランドに抱く好感度」を指します。プレファレンスは高いほど、ユーザーがどのブランドを選ぶか悩んだ時に選ばれやすくなります。イメージでは、サイコロの目には色々なブランドの面がありますが、ブランドに抱く好感度が高いものほどより多くの面に特定のブランドが記載されています。例えば、外でコーヒーを飲みたいとなった時に、Aさんの選択肢にはスターバックス、ドトール、タリーズコーヒーがあるとします。この時に、Aさんは無意識のうちにそれぞれのブランドに対しての好感度によってどのお店に行くかを決めています。例えば、「スタバは単に美味しいだけじゃなくて接客が良いし、フードロス対策で夜になると食べ物を割引で販売してる。あとマイボトルに積極的で地球に優しいお店だよなー。」、「ドトールは味は普通だけど接客が少し微妙だな、、、」、「タリーズは美味しいけどマイボトルとか持ってないしなー」とややスターバックスに対して好感度が高いとします。そのため、スターバックスを選ぶ確率が高くなるといった感じです。このプレファレンスをTikTok運用に応用できれば、自分のライバルアカウントと比較された場合も選ばれて、フォローやその後のマネタイズにも繋がっていきます。
  • 最適な投稿時間はジャンルによって違う
    • 平日7:00〜9:00
      • 朝の通勤、通学の時間帯でバスや電車で見る人が多いため、再生数が伸びやすいです。伸びるジャンルは、朝ボーッとしてる時でも見やすい朝の占い、モチベーションが上がる言葉、癒し系の投稿です。
    • 平日11:00〜14:00
      • 学校や仕事のお昼休みの時間で見る人が多いため、再生数が伸びやすいです。伸びるジャンルは、ゲームやクイズなどの視聴者が参加できる系の投稿です。
    • 平日16:00〜18:00
      • 主婦の人が夕飯を作る時間帯で料理の参考になる投稿がバズりやすいです。
    • 平日23:00〜25:00
      • 夜のリラックスタイムで多くのユーザーに見てもらうことができます。エンタメ系の投稿はこの時間帯がゴールデンタイムです。癒し系、恋愛系、音楽系の投稿は伸びやすいです。
        • これは投稿を見る属性の生活リズムが違い、投稿を必要とするタイミングが違うため
        • https://www.marke-media.net/whitepaper/m024/

視聴者と交流するテクニック

• • ユーザーと交流するテクニックを使って投稿やアカウントを伸ばしていくためには、承認欲求、帰属欲求、探索欲求を理解しておく必要があります。1つ目の承認欲求とは自分のことを認めて欲しいという欲求のことです。例えば、友達や家族、仕事仲間から「凄いね」や「流石だね」と認めて欲しい。また友達や家族、仕事仲間から「大事にされたい」と本能的に思っています。次に、帰属欲求とは「集団や組織に所属して受け入れられたい」という欲求です。例えば、近所のママ友で集まってお茶をする。好きなサッカーのチームのサポーター、行きつけのお店があるというのは帰属欲求にあたります。最後の探索欲求は、探究心を使って新しい環境に順応し、新しいライフスタイルを掴んでいきたいという欲求です。例えば、知らない知識を勉強してスキルアップしていくのも探索欲求です。これらの3つの欲求を踏まえてユーザーと交流するテクニックは大きく以下の5つがあります。
    • 余白を作る
      • ユーザーに「これって何ですか？」、「これってどうやるんですか？」といった感じで、もう少し詳しく知りたいと思わせて質問をもらう方法です。コメント欄に質問してくれるユーザーもいれば、直接DMをくれるユーザーもいるので、場合によっては商談やアポイントに繋がる方法になります。
        • 例えば、「知らないと損するゴールド免許特典」という投稿を作成したのですが、この時に特典内容を10個箇条書きにしただけのものを投稿したら「どこのお店で使えますか？」、「特典が使えるお店はどうやって調べられますか？」などの質問コメントを沢山いただきました。これは知らないことを知りたいという探索欲求も上手く活用できたからです。結果的に再生数も220万再生まで伸ばすことができました。
    • 議論をさせる
      • 投稿内容に対して賛成・反対、A派orB派といったかたちでユーザー参加型で議論をコメント欄でさせます。
        • 例えば、「デートでは男性が女性に奢るべきか？」という投稿内容でこれに対してユーザーが議論をするように仕向けます。この方法では、A派orB派といった派閥ができます。この時に同じ意見のユーザー同士で盛り上がったりしますが、ここで帰属欲求が働いています。
    • ツッコミのポイントを作る
      • ユーザーが思わず「〇〇じゃん！」と言ってしまいたくなるポイントを動画内に入れる方法です
        • 例えば、「乃木坂48の与田祐希が卒業発表！」と言い間違いを動画内にあえて作ることで、「乃木坂46の間違いな！」とツッコミを入れてもらえるようになり、ユーザーと自然とコミュニケーションを取ることができます。このツッコミを入れているユーザーは「間違いに気付いている自分は凄いから褒めて欲しい」という承認欲求が根底にあるので、この方法も有効です。
    • 共感させる
      • あるあるネタなどでユーザーの「それ分かるわー！」といった感情を刺激してコメントをもらうといった方法です。
        • 例えば、恋愛系のアカウントで「女子を沼らせる男の特徴」の投稿をすると投稿を見たユーザーが勝手に「〇〇してくる男はマジで沼るよね」といった感じで次々とコメントをしてくれます。この共感してくれている時に実は帰属欲求も働いています。共感しているということは、つまり「Aという意見・考えに賛成している」、「Aという意見・考えがその通りと思っている」状態です。つまりAという考えの集団、グループに所属している状態と言えます。そのため、帰属欲求が働いていると言えます。加えて、コメントしてくれたユーザーに対しては返信をして自然とコミュニケーションを取ることもできます。
    • 学びを与える
      • とにかく有益な情報を投稿で提供し、ユーザーから「勉強になりました」、「参考になりました」といったコメントをもらうといった方法です。この方法は、ユーザーの探索欲求に応えることができているのでとても有効です。

よくある初心者の失敗例とその解決策

再生回数が伸びない原因

• • 投稿の質が低い
    • 投稿を丸パクリ
      • ただの二番煎じだと、ユーザーからは「これ前に見た動画と同じだ」と思われて投稿を見てもらえません。
    • 発信内容がニッチすぎる
      • 発信内容がニッチすぎると投稿を見るユーザーが極端に少なくなってしまいます。例えば、「ローソンの面接官が思わず合格させたくなる逆質問3選」だとニッチすぎて興味を示すユーザーが少ないですが、「面接官が思わず合格させたくなる逆質問3選」だと興味を示すユーザーが多いのでバズりやすいといった感じです。
    • 最低限の編集ができていない
      • ジェットカットができていない
      • テロップが見にくい
      • テロップの位置がバラバラ

継続投稿が難しい理由と対策

• • 理由
    • 運用目的がない
      • 再生数やフォロワー数などで実績アカウントを作って運用代行の仕事をしたいなどの目的がないと、継続するモチベーションがすぐに無くなってしまいます。
    • アカウントが伸びずに嫌になってしまう
      • アカウントの改善に何をすればいいかが分からないと嫌になってやめてしまいます。すぐにやめてしまわないように自分の運用目的をしっかりと最初に決めておきましょう。
  • 対策
    • 運用目的を立てる
      • まずは自分が実績アカウントを作って運用代行や台本作成、動画編集の仕事をしたいなどの目的を決めましょう。
    • リサーチをしっかりする
      • アカウント設計、投稿の作成のためにしっかりと事前のリサーチをしましょう。
    • 振り返りをしっかりする
      • 「なぜ投稿がバズったのか？」、「どうしてフォロワーが伸びたのか？」など振り返りをしていきましょう。振り返りをすることで動画をバズらせる再現性やアカウントを伸ばしていくノウハウを自分の中で貯めていくことができます。また、上手くいかなかった方法を知ることで失敗することも減っていきます。

フォロワー増加に役立つ無料ツール

ハッシュタグ調査ツールの使い方

• • 「top hashtags」
  • https://top-hashtags.com/#google_vignette
  • 使い方は、「トップハッシュタグ」の項目を選択すると人気のハッシュタグが表示されます。「ランダムハッシュタグ」の項目を選択すると、ハッシュタグが思いつかない場合ランダムでハッシュタグが表示されます。加えて、個別に自分で気になるハッシュタグを検索して、ハッシュタグのボリュームについて調べることができます。
    • 人気のハッシュタグ例
      • ファッション
      • 旅行
      • フィットネス
      • デザイン
  • 「top hashtags」以外にもいくつかツールがあります。
    • 「Ahrefs」
    • https://ahrefs.com/ja/writing-tools/tiktok-hashtag-generator
    • 「Pentos」
    • https://pentos.co/

TikTokアナリティクスの基本的な活用法

• • TikTokアナリティクスを使うことでアカウントのインサイトを見ることができます。インサイトを分析することでアカウントの以下のデータを確認することができます。
    • フォロワーの年齢
    • フォロワーの性別
    • どこの国のユーザーか
    • どこの地域のユーザーか
    • プロフィールの閲覧数
    • 動画視聴回数
    • 投稿を見たユーザー数（リーチオーディエンス）
    • 自分の投稿で人気のある投稿
    • いいね数
    • コメント数
    • シェア数
  • https://www.torihada.co.jp/media/839/
  • 主な活用方法は、以下の通りです。
    • プロフィール移行率の改善
      • 動画の視聴回数に対してプロフィール閲覧数が伸びていない場合、プロフィール移行されていないので、台本の構成やコメント欄、概要欄の活用方法の見直しを検討する判断材料になります。
    • 発信内容がターゲットのニーズとズレていないか確認
      • 動画の視聴回数、いいね数、シェア数、人気のある投稿、フォロワーの年齢、性別を参考に自分の発信内容がターゲットのニーズとズレていないかを確認することができます。
    • フォロー率の改善
      • 動画の視聴回数に対してフォロワー数の伸びが悪い場合は、フォロー率の改善をしていく判断材料になります。例えば、1000再生に対して1フォロワー獲得が普通ですが、1000再生に対して2フォロワー獲得していればフォロー率が良いと言えます。逆に2000再生に対して1フォロワー獲得などだとフォロー率が悪いと判断できます。
    • アカウントコンセプトの見直し
      • フォロワー数の伸びやフォロワーの年齢、性別、地域を参考に、アカウントのコンセプトを見直すことに活用できます。
        • 例えば、フォロワー数の伸びが悪い場合はニーズが全くないコンセプトのアカウントだと分かります。一方でターゲットと全く違う属性のフォロワーしか獲得できていない場合は、一定の層にはニーズがあるコンセプトだが、最終的な集客や採用など自分の目的に繋がらないのでコンセプトの修正が必要になります。

今日から始められる簡単なステップ

目標フォロワー数を設定する

• • 短期、中期、長期で目標のフォロワー数を設定するのがおすすめです。例えば、初月は1000フォロワー達成、2ヶ月目は2000フォロワー達成、3ヶ月目は3000フォロワー達成、半年後は5000フォロワー以上。そして、1年後には10000フォロワー達成といった感じです。短期、中期、長期で目標を設定することで小さな成功体験を積んでいくことができるので、途中で挫折しにくくしっかり継続していくことができます。

最初の投稿を作ってみよう

• • 一番大事なのは完璧主義ではなく、完了主義でまずは投稿することが重要です。投稿は以下の手順で行っていきます。
    • ①企画リサーチ
      • 企画のリサーチ先はTikTok、Instagram、YouTube、X（旧Twitter）が基本になります。TikTokで探す時は、自分の投稿ジャンルのハッシュタグで一番検索ボリュームのあるもので検索。例えば、お金系の投稿をしているなら一番検索ボリュームのある「#お金」で検索をします。その上で、「いいね数の多い順」、「直近1週間」、「全て表示」で条件選択をして、フィルター検索で絞り込みをかけます。検索結果で出てきた直近1週間で「いいね数」が多い投稿の中から動画を選びます。選んだ動画のアカウントでその投稿がバズっているか確認します。バズっているかの目安は、そのアカウントの平均再生数の5〜10倍の再生数だった場合はバズっていると言えます。ただし、これだけでは企画自体でバズっているか再現性が不十分なので、他にも2〜3アカウントで同じ企画でバズっていないか確認します。確認の仕方は、企画のタイトルで再度検索をし、検索結果で出てきた他のアカウントでバズっているか確認していきます。例えば、「知らないと損するゴールド免許特典」という企画がバズっているか確認する場合は、「知らないと損するゴールド免許特典」で検索をします。検索結果で出てきた他のアカウントでも「知らないと損するゴールド免許特典」の投稿で同じようにバズっているかを確認していきます。他にも2〜3アカウントで同じ企画でバズっていれば企画に再現性があると判断できるので、企画OKとなります。
    • ②参考投稿の文字起こし
      • 台本を作成する前に企画リサーチした投稿を文字起こししていきます。文字起こしをすることでなぜ動画がバズっているか台本構成から理由が分かります。例えば、「動画の冒頭部分でゴール効果を使っているから視聴維持を保つことができている」といった感じです。そして、バズった理由を考えた上で台本を書くと早く台本を書く力が身に付きます。
    • ③補足情報リサーチ
      • 補足情報に必要な内容をGoogleで検索する。もしくは、参考投稿のコメント欄でユーザーのコメントからユーザーのニーズを見つけたり、自分の投稿に補足した方が良さそうな情報を探していきます。例えば、「知らないと損するゴールド免許特典」の投稿で「特典を使えるお店ってどうやって調べれば良いですか？」とコメント欄に質問があるとします。このコメントに「いいね」が多く付いている。もしくは、同じようなコメントが複数のユーザーからコメントされている場合は「特典を使えるお店の調べ方」について知りたいユーザーが多いと判断できるので、補足情報をリサーチしていきます。
    • ④台本作成
      • 台本を作成する時は、以下の構成で作成してください。
        • タイトル
          • タイトルは漢字、ひらがな、カタカナのバランスを整えて15文字以内に収めるようにしましょう。理由としては、漢字だけのタイトルだと人間の脳が「これは難しい」と判断して見ることをやめてしまうからです。例えば、「月10万貯まる裏技5選」だと漢字が多すぎるので、「月10万貯まる裏ワザTOP5」にした方が見やすいという感じです。加えて、アメリカのマイクロソフト社のカナダの研究チームは、人間の集中力は約8秒で、金魚の集中力は約9秒という結果を発表しています。そのため、文字数が多いと「見るのが面倒」となってしまい見られなくなってしまいます。このことをよく覚えておいてタイトルを作るようにしましょう。タイトルを考えるのが苦手な人は、Googleで参考投稿のタイトルを検索し、検索結果の上位3つのサイトなどのタイトルを参考にすると考えやすいです。
        • 見る理由
          • 冒頭の興味付けや最後まで見るメリットなどを伝えます。
        • 本題
          • 本題は「結論→理由→具体例→結論」で書くと相手に分かりやすく伝わります。
        • オチ
          • コメント誘導やプロフィール誘導などをしていきます。
    • ⑤動画撮影
      • 初心者が最速でアカウントを伸ばすなら顔出ししない動画がおすすめです。理由は、顔出しする場合は見た目に左右されやすいからです。以下の4つで動画を撮影するようにしてください。
        • 体の一部を映す
        • 街中の風景
        • AIを活用する
        • 紙などに書いて伝える
    • ⑥動画編集
      • 動画編集はおしゃれやかっこいいよりもいかにユーザーにストレスをかけずに動画を見てもらうかが重要です。つまり、ユーザーから減点されないようにするのが重要なので、最低限以下の4点を守って編集しましょう。
        • 極限のジェットカット
          • 余分な間や息継ぎ、良い間違いを極限までカットすることで、ユーザーにストレスをかけずに投稿を見てもらうことができます。
        • テロップのデザイン
          • 3色以上使うとどこが重要な箇所かも分かりません。また、目がチカチカして疲れてしまうので、ユーザーにストレスがかかるので気を付けましょう。素人は無難に文字の背景を黒の半透明にした方が見やすいです。また、テロップのフォント体はゴシック体か明朝体にしてください。
        • テロップの位置
          • あちこちにテロップが散らばっているとユーザーは集中して見ることができずに離脱してしまいます。そのため、中央付近に固定するようにしてください。また、一度に出すテロップはなるべく2行までにしてください。文字数が多く2行以上あるとテロップを見ることが嫌になって離脱されてしまうためです。
        • 音ハメ要素を入れる
          • 動画に合った効果音や音楽を入れて投稿にメリハリを付けることで、ユーザーが飽きずに投稿を最後まで見てくれるようになります。例えば、重要な部分や注目して欲しい部分に効果音を入れるといった感じです。
      • また、動画を編集するアプリですが、今までは無料アプリのCapCutを使っている人がほとんどでしたが、商用利用ができなくなってしまいました。そのため、有料ソフトのPremiere Proを使って編集するようにしましょう。特に動画編集の案件は、Premiere Proを使って編集ができることがほぼ絶対条件なので早いうちから使い慣れておきましょう。
    • ⑦投稿
      • 最後にハッシュタグの選定と音源の設定をして投稿をします。投稿後に必要に応じてコメント欄にコメントをします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。やることが少し多かったかもしれませんが、これらを実践すれば、あなたのTikTokもきっと成長します！

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